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合格体験記 尾田 智也さん
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私が公認会計士を志したのは、高校時代に、「将来は、何らかの分野のプロフェッショナルになりたい」と思い立ったのがきっかけでした。そして、その頃偶然、会計学について研究されている先生とお話をさせていただく機会に恵まれ、そこで公認会計士の業務内容・社会的役割の重要性について教えていただき、この仕事に大きな魅力を感じたのです。今にして思えば、本当に些細なきっかけではあったのですが、これが私の人生の方向性を決める重要なきっかけとなりました。
もちろん、この試験の合格は極めて狭き門であることはそのとき聞かされており、それにチャレンジすることによって、自分の限界を知ってしまうのではないかという恐怖心もありました。しかし、何らかの大きなことを成し遂げるには、相応のリスクは付き物である、と自分に言い聞かせて、勉強をスタートしました。
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入門期には、必要なことしかやらないことを念頭に、できるだけ学習範囲を絞って学習を進めました。1度目の受験の場合には、上級生の方と比べ学習時間も圧倒的に不足してしまうため、知識の量では太刀打ちできないと考えたからです。
そして、テキストやレジュメに載っている基本的な項目を中心に論述の精度を高めるように心がけました。なお、計算科目と理論科目との時間配分ですがおよそ5:5くらいだったと記憶しています。しかし、今考えてみれば、計算に費やす時間の割合をもっと高めるべきだったのかなと思います。
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この時期も、計算科目と理論科目との時間配分は5:5くらいであったと思います。計算科目に関しては、いわゆる『基礎期』の答練を繰り返し解きました。実際、本試験において合否を分けるのは基本的な部分であると聞かされていましたし、この部分の理解がおろそかであると、応用が利かないからです。
どのような答練が繰り返しとくのに適しているかについては、講師の方に相談されるとよいと思いますが、私なりの解釈としては、「基本的な論点を満遍なく網羅していて、問題の全体像が見えてくるもの」ではないかと考えています。
次に、理論科目については、自分なりのサブノートを作って学習を進めました。これは、テキストやレジュメから重要な論点を抜き出してまとめたものです。もちろん、暗記力に絶対の自信がある方は、テキストをベースに暗記をするほうが知識の漏れも少なく望ましいと重いますが、私は、テキスト全体を高い精度で暗記する自信がなかったので、範囲を絞る意味でサブノートを利用しました。
ただし、これはあくまでも論文式試験を想定した対策であり、短答式試験においては、逆に、「広く浅く」知識を網羅する必要があるのでこれだけでは不十分です。そこで4月・5月の短答直前期にはテキストをベースにした幅広い学習を心がけました。市販の問題集等で数多くの問題にあたるのもいいと思います。
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AXLの長所は、講師の質にあると思います。
各科目とも経験豊富な定評のある先生方ですし、学習上の安心度は高いと思います。わかりやすい講義を聴けば理解度も高まりますし、そして何より、「優秀な講師陣に教えていただいているんだ」という安心は、不安心理に陥りがちな受験生活の心の支えになってくれると思います。講師の方々のおっしゃる、論点ごとの重要性に応じて学習時間の配分を考えていけば、効率的に学習を進めることができるのではないかと思います。
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受験経験を通じて感じたのは、この試験は合格レベルに達してからがつらくなる試験だ、ということです。日頃の答練で結果を出していながら、本試験では思うような結果が出ないという経験をされている方も多いのではないでしょうか。やはり、難関試験といわれるものには運不運はつきものです。日頃、結果が出ているならあきらめずに努力し続けるべきだと、私は思います。
たとえ、ご自分の当初の予定より1年遅れても、2年遅れても、あとで十分に挽回できます。受験時代の数年のがんばりで、その後の何十年の人生が大きく変えられるのです。精神的につらくなることも多々あるかと思いますが、地道に努力を続ければ、必ずや、花が咲く時期は訪れるはずです。つらい思いをした中での1年、1年の努力は、長期的な投資なのですから。
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最後になりましたが、この3年半を通じて暖かい目で見守ってくれた両親、いつも相談にのっていただいた講師の方々、つらいときに励ましてくれた友達や仲間には大変感謝しています。いくら感謝してもし尽くせないほどのエネルギーをもらいました。私一人の力では、到底この試験を乗り越えることはできませんでした。この場を借りて、感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。今後、一人前の公認会計士になることで、少しずつでも恩返しできればなと思っています。
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受験回数2回
得意科目財務諸表論・経営学
不得意科目特になし
短答式試験正解問数41問
一日あたり平均学習時間12時間
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