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長澤 正顕さん |
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| 『常に本試験を意識した学習を』 |
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| I.はじめに |
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| はじめまして、長澤と申します。私はこの体験記を書くにあたり去年の合格体験記を拝見したところ、主に科目別の勉強方法についての記述が多いことがわかりました。そのため、あえてここでは私が考え、実践した月別学習方法を紹介した上で、AXLのカリキュラムがどのように役立ったかを記載します。 |
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| II.月別学習方法 |
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| [合否発表〜年内:計算重視+理論の骨格を理解] |
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この時期は第一に計算(簿記、管理会計及び租税法)を重視した学習スタイルが妥当であると思われます。なぜなら(1)計算は1日2日で身に付くものではなく、早い段階からコツコツ身に付けていく必要があるためです。また、(2)これら計算の知識はそれぞれの理論と密接に結び付くものがあるため、後に計算の知識を理論に応用できるからです。
そして理論についてはキーワードやフローチャートといった骨格部分をつかめるようになるといいでしょう。肉付けや具体的構成の仕方については答練を利用して学ぶことが効率的であるため、この時期に無理して行う必要はないと思います。 |
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| [年明け〜3月:答錬をこなす] |
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AXLでは主にこの時期に応用期の答練が多く組まれています。そのため、やれる限りのインプットを行い→答練を受け→必ず復習、といったサイクルを守ることを心掛けると良いでしょう。通学生は答練をサボらず、通信生は答練を溜め過ぎないことがポイントです。
しかし人によっては科目のインプットを完璧にしてから答練を受けたい人もいるでしょう。100人いれば100通りの学習方法があり、確固たる正解は存在しない以上、私はこの方法を否定しません。ただ、通学生であれば答練は一つの教室で他人と競い合う場であり、また、答案を先生に採点してもらえます。そのため通学生は教室で答練を受けることを私はお薦めします。
また、短答受験者と短答免除者はこの時期から学習内容が変わってくることでしょう。この点、短答受験者は短答の答練と論文答練で忙しくとも租税は3月末まで切ろうとしない方がいいでしょう。切ると……短答明けに後悔しますよ(実体験より)。対して免除者は短答用の答練がないので、その分をインプットと答練の復習をしっかり行い他人に差をつけてしまいましょう。 |
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| [4月〜短答試験:一番大事な時期] |
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まず短答受験者は計算問題を効率的に、理論問題はつまらないミスはしないよう心掛ける必要があります。新試験では今のところ7割以上正解すれば短答合格できるため、問題を見分け、簡単〜普通の難易度の問題を必ず解けるようになりましょう。難しい問題はあまり時間をかけないことが大事です。3割は間違えても問題ないのですから。また短答に限れば他校の公開模試は受ける必要がないでしょう。忙しい時にさらに問題を増やすのは得策とは思えません。
逆に免除者はこの時期に授業がないので中だるみしやすいでしょう。この体験記で書く内容ではないかもしれませんが、他校で免除者用の公開模試があれば受けることもモチベーションの点から有用と思います。また、講義や答練がない時期なので、応用期等の今までの学習範囲をしっかり復習して直前期に臨むことが大切です。6月以降はしっかり行う時間的余裕が限られますから……。 |
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| [6月〜7月:しんどい直前講義&答練] |
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タイトル通りこの時期はしんどいです。なぜなら直前期では改正論点や試験委員論点用の追加のインプットが求められ、更に計算答練の難易度が上がるからです。この点、改正論点や試験委員論点は他校でも対策されているため、何とかして身につけないといけません(経済学でいう囚人のジレンマの状態でしょうか)。しかし時間の制約があるため、このような論点は(1)身につける部分をキーワードや論点の要約に絞るか、(2)できるだけ既存の論点と絡めるようにする等々の方法でインプットの量を削減するとよいでしょう。
そして高難易度の計算答練で躓いたら、応用期等で行った同範囲の答錬と見比べてなぜ躓いたかを明確にするとよいでしょう。
また短答受験者は自己採点がある程度低くても諦めてはいけません。昨年度(07年度)はボーダー65点と予想よりも低い結果となっています。安易に税理士簿財に進路を変更すると租税法と企業法が間に合わなくなりますよ。 |
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| [8月:あとは突き進むのみ] |
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| この時期まできたらもう腹をくくるしかありません。後は重要な部分をしっかり身につけることでしょう。また、この時期になったら網羅性うんぬんは気にしないほうがいいでしょう。新論点に手を出せる時間と脳のキャパシティはほとんどないはずです。その分は既存論点をもっと高精度に記述するために利用すべきです。 |
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| III.AXLのよかったところ |
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このような学習をしていく場合にAXLが役立った理由はまず『計算の効率的理解』があります。特に簿記(戸原先生)では解答までの戦略的解法が答練解説で示され、それを体得することで驚くほどの解答スピードの向上が図られました。特に会計学の午後は財務諸表論部分にも時間を割く必要があるので計算が早く処理できると有効に時間を使えるようになれます。
また財務諸表論、監査論及び企業法などの理論分野においては論点ごとに要約やフローチャートがついていることが多く、そこから読んでいくことで論点の骨格から理解することができるため、丸暗記するよりも有効で効率的なアウトプットが可能になります。丸暗記ではいわゆる文章の強弱がつかめない虞があるのみならず、覚えられる論点が少なくなってしまいます。本試験は博打ではないため、丸暗記を基礎とする学習は本試験対策には不向きです。
さらに個人的には、AXLでは企業法が『本試験のための』カリキュラムが組まれている点も長所と言えるでしょう(ここだけの話、予備校によっては答練にもなると暴走しているとしか考えられないものもありますよね)。私は06年論文式受験の際に企業法の点が思ったほどよくなかったので(A〜HのうちDランク。一括合格にはCランク以上が望ましいのでしょう。) 、充実した教材・答練と近藤先生の教えにより本試験ではほぼ完璧な解答を記述できました。 |
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| IV.最後に |
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ここ2年間論文式で打ちのめされていた私を救ってくれたAXL講師陣の方々には本当に感謝しています
また今もこの試験に挑んでいる受験生の方々へは、とにかく本試験のための学習をしていくことを忘れないでほしいと思っています。本試験で高得点を取るためにはどのような学習を行うべきか、何が自分に足りていないかを自覚して効果的な学習スタイルを確立してください。 |