 |
 |
柳堀 泰志さん |
|
| 『プロセスを重視しての学習』 |
 |
| I.公認会計士を志した理由 |
 |
前職で、公認会計士や税理士の先生方をお客様として、会計・税務ソフトの開発・設計を行っていました。多くの公認会計士や税理士の先生方とお話をさせていただく中で、自分自身も会計の専門家として働きたいと考えるようになりました。
公認会計士・税理士・MBAなど、いくつかの選択肢がある中で、会計・税務・法律などの様々な科目を学べることや、合格後に働き方の選択肢が多いことに魅力を感じ、公認会計士の受験を決意しました。 |
 |
| II.各科目の学習方法 |
 |
| <簿記> |
(1)短答式試験対策
短答式試験の対策としては、AXLの短答答練(基礎期と応用期)の問題を5〜6回ほど繰り返しました。11月頃から、1日に2〜4問ほど解きました。他の受験生に比べると早すぎる対策だったかもしれませんが、簿記が苦手だったこともあり、早めに準備しました。直前期の問題は、答練を受けた後に、できなかった問題を1回解き直しただけです。
問題を解く際に注意したことは、正解の選択肢だけでなく、他の選択肢も吟味するようにしたことです。つまり、「どこでどのように判断を間違えると、誤った選択肢を選んでしまうか」という点を吟味したのです。
このような作業をした結果、各論点についてのポイントが明確になりました。最終的には、論点別に、ポイントをノートにまとめて、そのノートを試験直前に読むようにしました。
(2)論文式試験対策
論文式試験の対策としては、AXLの論文答練(基礎期、応用期)の問題を繰り返しました。直前期の問題は、答練を受けた後に1回だけ解き直しました。
戸原先生の問題は、当初は点数が伸びないかもしれませんが、解き直しているうちに簿記の理解が深まると思います。
問題を解き直す際に注意したことは、できなかった論点を明確にしておき、次に解くときには、その部分だけを解き直すようにしたことです。直前期になると時間がなくなるので、できない論点だけを復習できるようにしておくことが時間の節約のために非常に重要になると思います。 |
 |
| <財務諸表論> |
 |
(1)短答式試験対策
短答式試験の対策としては、テキストを通読し理解した上で、問題集と短答答練(基礎期・応用期・直前期)の問題を繰り返しました。
問題を解き直す際に注意したことは、正解の選択肢だけでなく、「他の選択肢がなぜ間違いといえるのか」、「どう直せば正解になるのか」を考えるようにしたことです。
(2)論文式試験対策
論文式試験の対策としては、講義と論文答練を受け、テキスト・答練・論文問題集を熟読し理解に努めました。暗記は、6月頃から行いました。
理解を深める際に注意したことは、分からない部分をそのままにしないようにしたことです。受験生の友達に質問したり、それでも分からなければ野坂先生に質問に行きました。
野坂先生は、私達のあいまいな質問にも丁寧に答えてくださるので、質問事項のみならず、その周辺知識も深まりました。そして、何よりこのようなプロセスを経ることにより、分からない問題に対しても、自分なりに何かを考えてみるという癖をつけることができました。
本試験での白紙解答を避けるという意味で、このような癖をつけることは有意義であると思います。 |
 |
| <企業法> |
 |
(1)短答式試験対策
講義を受けた後に、テキストを通読しました。その後、短答式問題集を繰り返しました。分からない部分については、テキストと条文を確認しました。短答式問題集は、丁寧に3回ほど繰り返しました。平成18年度の問題についていえば、これだけで十分におつりがきました。
私は、短答式試験の企業法に苦手意識を持っていましたが、近藤先生の短答式問題集のおかげで、その苦手意識を完全に払拭することができました。
(2)論文式試験対策
論文講義を受けた後に、論文問題集のAランク問題とB+ランク問題をフローチャートにしました。その後、4月頃から、そのフローチャートを暗記しました。
他の受験生とともに、毎回範囲を決めて、暗記ができているかを確認しました。 |
 |
| <租税法(論文式試験対策)> |
 |
AXLの講義を聞き、問題集を10回ほど繰り返しました。その際に気をつけたことは、1日で触れる論点を多くするようにしたことです。例えば、5問を解く時間があるなら、全て減価償却の問題を解くのではなく、5つの論点を1問ずつ解くようにしました。
応用答練と直前答練は、すべて本番のつもりで受け、初見で解けなかった問題のみをチェックして、その後2〜3回解き直しました。
理論は、講義や答練で理解できなかった問題を、何度も何度も伊藤先生に聞いて不明な部分をなくしました。いつも丁寧に教えていただいた伊藤先生には、大変感謝しています。 |
 |
| <経営学> |
 |
AXLの講義を聞き、応用答練と直前答練を受けました。柳瀬先生がおっしゃっていたように、経営学において核となる「コンセプト」だけでなく、そのコンセプトを含む「コンテクスト」を理解するように注意しました。
柳瀬先生の授業は、具体例も豊富で非常に面白く、受験勉強をしているということを忘れさせてくれます。お勧めです。 |
 |
| III.AXLの長所 |
 |
優秀な講師陣というのは、多くの方が挙げる長所だと思います。付け加えるならば、その優秀な講師陣が、受験生にとって非常に近い存在である点が長所だと思います。私は通学生ですが、この点は通信生にとっても同様ではないでしょうか。
それから、講師だけでなく、AXLのスタッフの方々にも大変お世話になりました。受験時代は、不安やストレスが多いと思いますので、気持ちよく勉強に集中できる環境を提供していただけることは大きな長所だと思います。 |
 |
| IV.現受験生のメッセージ |
 |
| 合格した今でも、合否を分けるものが何か判然としません。不安の多い中で走り続けるのは大変な苦労だとは思いますが、どうか試験最終日まで走り抜けてください。 |